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INOX本焼 VS 鮪


「明日から宮古島へマグロ釣りに行くんで!包丁研ぎお願いします!」

っというご依頼で、出刃包丁と柳刃包丁の研ぎ修理&メンテナンスを預かりました。

20190416-4.jpg

届いた箱は釣り竿メーカーの zenaq印!! こちらのメーカーにはかなりお世話になってます。
青物専用ロッドを数本??持っております。。 https://www.zenaq.com/

送り状の品目に「釣り具」っとあったので。。ドキドキしながら開封!!

20190416-5.jpg

当たり前ですが、、修理ご依頼の包丁が2本入っておりました。

ルアー釣りをされる方なら、皆さんご存知の「ヘッドアンドテイル」様よりのご依頼です。
https://www.facebook.com/shopheadandtail/
http://head-tail.com/

20190416-6.jpg
”FaceBookから拝借!”

上記WebSiteを見て頂ければと思いますが、大きなマグロを釣って居られます。。
もちろん、持ち帰って捌いて食べるご様子も・・・。

鮪と真っ向勝負するには、少し小さい180mm出刃と270mm柳刃の研ぎ修理ですが、
出刃、柳刃共に欠けが多く出ていたので、後々の事も考えてハマグリ刃仕様で対策しました。

20190416-3.jpg

砥石を反らせて行う、ナチュラルハマグリにしようかと思ったりしましたが、
ダイアで段々を沢山研ぎ出してからの、ハマグリにしました。

砥ぎ最中の写真を残せば良かったのですが、ミラーボールのような砥ぎ跡が無数に出てました。

ベタっと砥ぎ抜くのは、平面形成に時間掛かります。
平面なダイア砥石で、ハマグリを作るのは角度コントロールの調整で時間が掛かります。
どっちにしても時間が掛かりますが、コントロールしながら研ぐ方が状況を掌握して砥ぐので
気持ち的に早く砥げる。 砥いでいるのか、砥がされているのか!気分の問題ですね(^^)

砥石面に左右されず、持ち手の角度のみで砥ぎだして行く感じです。

砥ぎが80%完了したので、柄の交換を行い宮古島からマグロと共に帰って来られるのを待とうと思います!

INOX本焼定期メンテナンス

山形よりINOX本焼包丁定期メンテナンスのご依頼を頂きました。

いつも砥ぎなどのメンテは酔心へ送って下さいます。
A様、いつもありがとうございます!

定期的に見せて頂いていますので、砥ぎ修理は自分が砥いだ跡を
追いかけるだけなので、素早く仕上がりますし料金もお安く出来ます!

今回は、鱈を切ったそうで出刃の刃が少し弱っていました。
作業としては刃先を整えるのと、前回研ぎ抜いた分の調整を行いました。
これで、切れ抜けと強度が保てると想像しています。

2019040902.jpg

少しだけハマグリました。刃の強度にプラスして三枚卸がやりやすくなると思う。
”余計な所を切りにくくなると言う感じでしょうか。。。”

同時に柳刃包丁も届きました。
こちらは、刃が滑り出していたので、切刃を砥いだ後でミラクルエッジ修復。

2019040901.jpg

こちらも、緩いハマグリです!
使用者の方には、これくらいの方が安定して長く使えるように思う。
実際会った事が無い(使っているのを見た事が無い)ので想像です。

包丁の状態を見ながら、お客様と会話している感じです。
電話で聞いていますが、、、細かい部分は包丁に聞いてます。

今日の昼過ぎに届いて、夕方に仕上がるスピード仕上げ!
大きく欠けたり、形状直しをするとお時間が掛かります。。。

今日出せたらカッコ良かったのですが、明日の発送デス。

白一水本焼剣型フグ引き渡し

今日は、前々回の記事に記載した「剣型フグ引白一水本焼」の引き渡しをしました。

あの後、仕上げ砥石で完成させては、気に入らなくてダイアに戻ってを繰り返して
ゆっくり時間を頂いて本刃付けを行いました。

かなりお待ち頂いてようやく完成!!”水牛の角は飾りです^^”

2019-3-22-05.jpg

途中で、天然砥石を当てて研ぎキズ?研ぎ線が入ってしまいました。。
巣板って。。。良い刃が付くんですが、、時々悪さをしてくれる。。

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刃線が微妙なアールを描いているので、関節が出ないように研ぎを進めました。

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裏も均一に当たって、裏の状態も良い状態です。
ふぐ引包丁の薄い刃身に作られた繊細な裏比を守る為に、裏押しも控えめに!

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刃身の薄さを求められるフグ引包丁で、焼き入れの難しい白一鋼水本焼で、歪む事なく研ぎ出して、
均一な裏の比を出し、丁寧に時間を欠けて本刃付けした究極の1本です!!
一生物になる事は間違い無いデス。

オーダー頂いた時に言われた「青木さんが手放したく無くなる逸品を!」のご依頼通り。
手放すのが寂しくて、写真で記録を残しました。

今日、お客様に直接お会いして、大事に育てて頂けると確信しています。
大阪市のS様、よろしくお願い致します!

姫路から!

今日は、姫路から以前研ぎ講習を受けて頂いたお客様が、ご来店されました。

前回同様に、質問内容をノートに記載されて聞き忘れが無いように万全の対策。
一つ一つ納得頂きながらお話しさせて頂きました。

出刃包丁の研ぎで、少しお悩みでしたので「ダイアもあるし!砥いで帰りますか~?」
ってな事で、初#325ダイアをお使い頂きました。

2019-3-22-03.jpg

研ぎ方もスムーズで、特にお伝えする事も無く。。。
黙々とダイアで切れ刃を砥いで頂きまして、、

2019-3-22-01.jpg

なんと、お買い上げ頂きました!!
このダイアは想像以上に砥げるので、直ぐに結果が出ます。
面直しからの解放も魅力的デス。

所有の包丁達も、一気に研ぎ抜きが出来ますね!
包丁の構造が一瞬で別物になると想像しています。

その後、白一鋼水本焼のお話しを頂きまして、究極の1本をオーダー頂きました。
研ぎ上がった刃身があるので、今月末か来月には仕上がりそうです。

本刃付けはご自身でされるとの事!
基礎をダイアで砥げば良い刃に育ちそうです。

白一水本焼 下地作り!


300mm 剣型フグ引 白一鋼水本焼 池田作を本刃付け中です。

一度完了したのですが、ちょっとしたアクシデントで再鏡面しました。
戻ってきたらリセットされていたので、再度本刃付けです。。

テストで作った#400ダイア砥石も使ってみたくなって下地作りで使用しました。

2019030401.jpg

剣型の包丁なので、下から先に研ぎ抜いて行く方法を取りました。

シノギ筋 刃先 切刃の中と、研ぎ分けで平面を作っていきます。
写真の状態でもムラが見えますが、このまま中砥石に行けばベタっと当たります。
ダイア砥石は平面過ぎて、研ぎ状態がシビアに出ます。

2019030402.jpg

ダイアで完全に刃を伸ばしてしまうと、刃を減らす一方なので少し残します。
これから先の中砥石か仕上砥石かで調整出来るノリシロを残すイメージです。

2019030403.jpg

裏は、カエリが出ても出なくても、仕上げ砥石まで当てません。
本霞プラスの刃研ぎ職人、山口氏が砥いだ本焼プラス?なので絶対に砥石へ当たる信頼度と
裏刃が広がるのを僕自身が嫌っているからです。
写真の裏はモラモラしていますが、錆び止めビニール塗料を塗っているからです。

下地でここまで出来れば、後はどの砥石を使って仕上げようか考えるのみ。
刃当たりが優しい砥石が良さそうな気がしてます。

大阪市S様、お時間を頂いております。
今しばらくお待ちください。
プロフィール

TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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