新ダイアモンド砥石
前回製作したダイアモンド砥石の改良版が仕上がりました。
以前の物は、かなり良い所まで来ていたましたが、感動する程研磨力が
あった訳でも無かったので、無理を言って改良版を製作して頂きました。

下が、初回品、上が改良版 こんな写真で何が解るねん!!っと言われそうですが・・・。
写真があった方が、賑わうかと思いまして。。。

砥ぎ汁は、こんな風に出ます。
いかにも、砥ぎ取っていると言うような研磨力です。
当たり前ですが、砥ぎキズは深いですが中砥石を当てれば消える範囲です。
さすがに、ここから仕上げ砥石に行くと残ってしまいます。。。
ダイア層は3mmあります。
反るかな?っと思っていたのですが、出刃や薄刃、柳刃をガンガン研いでも余裕でした。
こんな事なら1mmでエエやろ!!っと思ったのですが、工場が3mmしか作れないとの事で、
贅沢に3mm厚で進める事にしました。
僕は、砥石に研がせる様に使う事が多いので、強引にガシガシ砥がれた時に、反る事も
想定して、面直しが気軽に出来るのかもチェックしました。(反って無いのにやってみた!)
結果、普通に、面直しが出来ます。
反って無い砥石を面直しして治るって言うのも突っ込み処が満載ですが、やってみると
砥石を固めているボンドの色が、ワクワク出ている事から、面直しが出来ると判断しました。

以前まで取り扱いしていました、三和研磨さんのダイアモンド砥石は製造終了に
なった為、新しい砥石を作る事になりました。
製作して色々と考える所もあって、今こうして思うと三和研磨さんの砥石は、
あの性能で、あの価格は、安かったと思います。
新しく製品化する砥石も、それに迫る性能を持っています。
ただ、ダイアから仕上げ砥石に飛べない(僕の効率的な願い)のが問題点!
(でも前回版は、仕上げ砥石に飛べるんです!!)
そもそも、荒い砥石から仕上げ砥石に飛ぶのが無理な事かも知れません(笑)
前回製作した物も、優れているので製品化して、二本立てで展開します。
そんなに砥げなくていいよ!っと言う方は、初回品
思いっきりブッコ抜きで砥ぎたい!!っと言う方は改良版で!!
価格が決まれば、ブログにてご案内します。
お楽しみに!!