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魁インプレッション


魁をお買い上げ頂いたお客様よりインプレッションを頂きました。

お名前部分は__としております。

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先日酔心魁を注文した  です。

25日の午前中に予定通り届きました。
早速魚を捌いてみたのですが怖いくらい切れます(笑)
あまり捌くのがうまくない自分でも今までの包丁と比べ物にならない位使いやすいし、
刺身で食べたのですが舌触りが全く違いました。
良い包丁なので研ぎの練習もしっかりやろうと思います。

いつも特集やブロクを楽しく読ませてもらってます。メチャクチャ参考になります。
頑張ってください!!

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嬉しい限りです(^^) ありがとうございます。

刺身の舌触りが全く違うとのご感想が、良く切れる包丁と切った面の関係を物語って
いるように思います。 

過去に、東京から来られたお客さんと一緒に上田屋さんで、色々な包丁で切り比べて
食べ比べました。 恥ずかしいながら、舌でその違いを感じる事が出来ませんでしたが、
刺身に醤油を付けた時の状態が違う事は目で見れました。

ブロク、特集への応援も頂き、大変嬉しく思っております。


酔心魁特別セットは残り少なくなってきました。
釣りをして自分で魚を捌いている方、調理にチャレンジしたい方、
初回研ぎ無料券、上田氏による魚捌無料講習券付きです。。。。

SAKIGAKE-S.jpg

プロ調理師さんの為にも、プロ用サイズ 「270mm柳刃 魁」 「300mm柳刃 魁」もあります。
詳しくはお問い合わせ下さい。。


光る鎌薄刃


研ぎ場を占領されたので、コツコツ研いでいた シカゴ山正別誂の鎌形薄刃アイケ
を磨き込んでみました。

kamau090224-3.jpg

コレ、実は本霞研ぎで、平部分は木砥仕上げだったんですが半鏡面にしました。

見た目、美しい鏡面ですが、実物をよ~く見ると木砥目が残っています。

鏡面にすると印象変わりますよね、、、錆びも乗りにくいと思います。


この鎌形薄刃ですが、本刃付けを施しておりまして、大変良く切れます。
切った感覚が無いくらい切れますので、感覚もなく指皮を軽く削ぎました・・・。

中途半端なのでアロンアルファ使えません(><)b


この鎌形薄刃持って、師範の元へ行く予定。 何をするのか!!

「見てて怖い・・」と言われたカツラ剥きへのリベンジ?
均一に打てなかった、葱刻みへのリベンジ?

そういうんじゃないんですが、 薄刃の寸法と切る物の寸法の関係を・・・少々。。

それならINOXでエエじゃんか!  
エエんですが、折角行くなら何か別の道具を持って行きたい変わり者デス。。


そば切包丁

昨日、そば包丁の研ぎに関して電話がありました。

趣味でそば打されている方で、そばを切った時の張り付きに関してでした。


練りを換えたり、他の方の包丁を使用したりと試行錯誤を繰り返されたようですが、
どうしても、この包丁だけは刃に付くのだとか・・・。

電話で伺った感じでは、おおよその想像が出来るのですが会社へ送って頂く事に!
そして今朝、包丁が届きました。

soba090224.jpg

良い感じに研がれているのですが、やはり刃が丸い感じです。
想像では、鏡面になってるのか???と思ったのですが、刃が鈍角になっていました。

お客様からは自分のと他の違いは、ココしか無い!!とおっしゃる通り、
コレが張り付きの原因だと。。

soba090224-1.jpg

研究熱心デス。。 丁寧なお手紙付きでした。


そば切包丁の研ぎは難しいもので、その一つに直線を出す必要があります。
もう一つは、この鈍角への対応でしょうか。。。 鈍角を無くそうと考えると
砥石に当てる角度を鋭角に保たなくてはなりません!!!


手研ぎでこれを行う場合、そば包丁は持ちにくい(角度決めにくい!)ので相当な
神経と手首を固定する力を必要とします。


以前特集で、そば切包丁の研ぎを紹介しましたが、これは直線優先の研ぎ!
この研ぎのデメリットは、丸刃に成りやすい事・・・・。

さらに、今回の事で蕎麦包丁にハマグリ刃は必要ない事が判明です!!
ハマグリの位置関係もありますが、直刃狙いのが良いように思います。


とりあえず、昼からじっくり研ぎ修理をしようと思います。


つづく・・・。


つづきます。

soba090224-2.jpg

刃先の幅を広げて、鋭角にしました。

試しですが、新聞紙を刃先に通してみましたが、抜けは断然良くなりました。
切れてゆく音が違います。 
蕎麦打ちした事ないので憶測ですが、良く切れると思います。
これはお客さんのインプレを待つべし!!  断ち切る感じとなっておりますが・・・。


この蕎麦包丁、、8年使ってるそうです (・。・;


オーダーメイド夢工房


オーダーメイド夢工房がありますが、このページを更新中です。
更新完了次第、このブログでご案内致します。

色々出来るのは解るけど、ヤヤコシイと言う意見もあり・・・。

本当に優れた職人さんの技術をもっともっと広めたいです!!
なので、、、 ご期待下さい。

サーバー障害

WebShopを更新しようと思ったら、開かない!! 

酔心Webも開かない・・・。 もしや(^^; 
っと思ってレンタルサーバー会社のページを見るとやはり原因はサーバー

突然の停電だそうです。。。 

WebSiteデーター飛んでるかも知れませんって・・。。


一応全てのバックアップ取ってますが・・・・。 出来たら残ってて欲しいなぁ~


っと言う事で、酔心Webは現在ご覧になれません。。。

申し訳ございませんが、しばらくお待ち下さい。

メールも受信出来ない状況です、、返信が遅くなる可能性があります。

このブログは、別物なので更新することが出来ています。



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日曜日の朝方に復旧しました。
チェックしましたが、DATAの損傷などありませんでした。

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今日の研ぎと動画

昨日に引き続き、アウトレット包丁のアイケが取れるかを試しました。

090220-1.jpg

結構深い感じのアイケです。。 


今日、職人さんが会社へ来て、このアイケの話になりました。
過去にお客さんからこんな事を聞かれたそう!

「この黒いのある方が良く切れるってどうゆう事?」

なが~い説明の後、理解してもらったと!!簡単にアイケを説明するには難しい。


そして。。。

090220-2.jpg

アイケを研ぎ研るのはもっと難しい(><)

底が見えて無かったら、一回二回の本刃付けでは無理デス。。。
金太郎飴状態でず~っと入っているのかも知れません。。

でも、ず~っと取れなくて1年程経って取れたら、なんか寂しくなりそうです。。


今日のは、昨日とちがったアプローチで、先がしっかり効いた感じにしました。



これはまた、アウトレットとして嫁いで行く事を願います。。



まえに、磨いて錆び対策!とか言ってましたが、その具合をご紹介しましょう!
しかも動画で! 記録的な撮影なので、味気ないです。
でも、ここまで磨けば錆びに対してそれなりの効力があると思うのですが・・・。

モデルの包丁は、今回研いだ柳刃包丁です。

動画:錆び対策??

コロコロ転がる水滴から、良さそうな感じしますよね?



この包丁、WebShopでアウトレットとして販売中です。

ニヤリの本刃付!


アイケの包丁があった。 研いだら取れるかも!! 研ぎ練習も兼ねて挑戦しました。
090219-1.jpg

にくらしいかな・・・。 地合にある黒い点・・・・。 取れそうだったのに。。
アウトレット決定です。。。

090219-2.jpg

包丁の鋼材自体はかなりエエんですが、、あのアイケがニクイ!


この包丁も、実践本刃付けを施し+先抜け仕様にしてみました。
アイケ取ろうと思ったから、先抜け仕様になったと言う見解もありますが、結果的に
良い抜けです。 先に行くにつれて切れ味が増すような感覚!!!


本刃付けは、毎回「よっしゃ!」と思うまで行っていますが、今回は「ニヤリ、、のみ」
美味しい物を食べた時のニヤリに近い感じです。

鋼材の状態が良いのもありますが、今回のこの研ぎはなかなかエエ感じです。

090219-3.jpg
この地合もちょっと問題デス。。
090219-4.jpg
こんな感じではありますが、超アウトレットとしてWebShopに掲載致そうかと・・・。

出刃で美しく

今日は昼ご飯に、サバ煮込み弁当を食べました。

この煮込まれたサバの捌き具合が良く無いようで、ちょっと食欲を削がれました。。
あまり気にはしないんですが、今日のは気になった・・・。

引き千切られたような切り口は毛羽立っていて・・・・。

お昼のお弁当に何を求めるのか!と言えばそれまでですが、どーせ調理するなら
味付け云々で美味しそうにして欲しいと思いました。

これって捌いた時は、そう悪くも無いけど、煮たり焼いたりすると正直に表れるのかな?


良く切れる庖丁で、食パン切って焼いたら表面が綺麗だけど、切れない庖丁で切ったら
毛羽立って口の中で痛いのが良い例かも知れません!!

ホムセ


仕事帰りにホームセンターへ寄りました。

買いたい物があったので立ち寄ったのですが、余計な物を見るのも一つの醍醐味です。


絶対に買わないであろう溶接機、業務用ドリル、投光機。
彫刻刀やカンナ、金槌などなど。。見てるだけで楽しいいもんであります。


刃物屋で働く者として、砥石コーナーも見に行きました。
僅かに天然砥石が置かれていましたが、ホコリのかぶり具合から長い間放置された感じ。
なのに、天然砥石だけ万引き防止タグによって管理されているコトを思えば、希少だからか?

天草トラ砥、青砥がありました。。


その辺りをよ~く見ると、ありますよ! いいものが(^^)b

ダイヤ面直し

小さいダイアモンド砥石と思うか、面直しと思うかは微妙ですが、これで980円!
気になる逸品です。 会社の経費で落とせるのか・・・。 

ツバキオイル

皆さんご存知、錆止油です。 刃物専用でなんとスプレータイプです。 780円でした。
ほら、油も酸化するじゃないですか~ 酸化しにくい油なんでしょうね!

錆び除去液?

もっと興味深いのが、漬け置きサビアウト!! ???円 見忘れた
溶液に漬けて置くとサビが取れると言う事ですが・・・・。 庖丁には使えないかな。。
これの濃縮版で、塗って拭くとサビが取れるってのがありました。 430円


結局、どれも買わないで、目的とした品物だけ買って帰りました。

次に行ったら、どれか買ってみようと思います。

お客様からの感想

今日は、昼過ぎに土井さんが会社へ来た。
先日、夢工房よりお買い上げ頂いた白一鋼柳刃の感想を頂いていたので、
メールをプリントして、土井さんに手渡しました。


以下、頂いた感想です。お名前部分はローマ字で!←個人情報保護

doi2.jpg


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酔心夢工房
青木達哉 様

先日、白一鋼の柳刃包丁を購入させていただいた、静岡のOKADAです。

数日ではありますが、使用させていただいた感想などをご報告させていただきます。

まず、到着して現物を取り出した第一印象は、いままで使用して使い古した柳刃とは
当たり前のことながら違う重量感とバランス。刃自体も少し重いかなと思いましたので、
慣れるのが大変かなと思いました。

が、一振りして違和感はすぐに吹き飛びました。後に知りましたが重量バランスまで
算されて柄も選んでいただいたとの事。

私にはよいバランスでした。感謝します。

さて実際、使用しての感想です。

マグロなど柔らかい食材については包丁の重量感と切れ味に負けないよう、
力を殺してしっかりストロークすることを意識させる、本来の基本をあらためて
思い出させる印象を持ちました。

タチウオの銀造りなど、皮と共に引く白身などの少し固めの食材には少し滑り
感があるかな?この辺りは砥ぎのセットアップが別のところにあるのでしょう。

そして印象的だったことには、今まで使用していた柳刃と格段に違うのは、
包丁から右手に伝わってくる情報量の多さです。


例えば活き鯵のタタキでは、私は血合骨はすきとってしまうのですが、それでも
皮目に近い部分に、骨の先端の柔らかい部分が残ります。そこで骨が口に触ら
ないように薄く引いて仕上げるのですが、その僅かな柔らかい骨を断ち切る感触
が今まで以上にはっきりと伝わってくることでした。

曰く、「硬く詰まった鋼」のお陰でしょうか。これは予想外でしたが、何かよい感触です。

私自身の若い頃もそうでしたが、普通に包丁を購入して自己流で包丁を砥ぎ、目指す
ところも知らないまま、自分で「このくらいだろう」と思うところで、ただ仕上げた気になって
いたものでした。そして当然ながら使用中に不具合が出てくるので試行錯誤。

この包丁を手にした実感として思うのは、若いうちにこそ‘よい物’に出会うということでしょう。
そして宝の持ち腐れにならないように、このように研究された本刃付けをされたものを経験し、
道具の持てるポテンシャルを知った上で、自身の購入した包丁の本来あるべき姿を目指す
ことで砥ぎの技術の上達も早いと思います。

また実際に使用する現場では、包丁も人間に対してそれなりの技術を要求してくるので、
必然と使いこなす技術にも精進することになるでしょう。

板前を育てることが出来る包丁とでも言いましょうか…。そんな印象を持ちました。

表現が苦手で要領を得ない文章で申し訳ありません。若輩者の感想ゆえ参考になります
でしょうか…。

さあ、これから切れ止んで砥石にのせるとき、再び青木さんの付けてくださった刃のような
性能に戻せるか。また使い込んでいった先に包丁が見せてくれるでしょう更に違った顔に
出会うのも、今から楽しみです。

私自身、これから日々精進です。

そしてよい包丁をありがとうございました。

*************************************

使用感など詳しいご感想を頂きました。
お忙しい中、本当にありがとうございます。


土井さんもかなり嬉しそうで、「鍛冶屋妙味に尽きる」とおっしゃってました。

doi1.jpg

「まだまだ頑張らないと!」 土井さんが言うように、僕も試行錯誤しながらも頑張っていこうと
思います。


感想文章中に 「板前を育てることが出来る包丁」 とありますが、板前さんが高い要求を
する事で、鍛冶屋、刃研屋、メーカーが育つと考えています。


辛く厳しく悩む事もあるのですが、そのような関係がある事で良い技術や伝統が進化して
残って行くものと信じて、頑張って行こうと思うのでした。

包丁の平(ヒラ)

包丁を選ぶポイントは色々とあります。

裏の比、シノギの具合、アイケ、バランス、、色々あります。
意外と知られていないのは、平を見極めると言う事。。

平とは銘切りしてある部分!
この部分の良し悪しで、その後の研ぎに大きく影響します。


先日、出刃包丁の修理をしました。 今の僕にとって出刃は結構
研ぎ易い部類にあって、こうやれば早く綺麗に仕上がると言うパターン
が確率されていますが、この預かった出刃・・・。

一応仕上がったんですが、なんかしっくり来ない(^^;
なんかおかしい・・・。

やり直す事にしたのですが、これが罠でした。。
そこから2時間ほど悩みました。。 何回やっても同じ所に戻ってくるんです。。

修理の包丁は、奇しくもそれなりの仕上がりにて修理を終えました。
↑お代は頂いておりません↑


後でその話を職人さんにしたら、「平やな」っと。。。
ソコが出来てないと何回やっても、同じような感じになってしまうと。。。。
触れば触るほど、深みにはまると。。。

それを完全に直すには、平から研ぎ直す必要がある!! らしい

実際に、包丁研ぎ自体は良いのに、平がおかしいから、ちゃんと研げない!
そういう事があるみたいです。 若い調理師さんが、悩み抜いて職人さんの
所へ来たらしいんです。

包丁見て、平を研ぎ直してあげたら直ったそうで、悩みが解消されたらしい。

「本来は、そうあるべきなんやけど、、見てくれ重視になってしまうんやろうな」

どうこうしようと思うと、時間も手間も掛かるから、それなりの工賃が必要になる。
そうなると割高になってしまうんですよね・・・。 

カスミの柳刃包丁なら良く研ぐ人で約3年。
その3年間をヤキモキしないで楽に研いで使えるか!!


肝心の平の見方ですが、文章で説明しにくいので、また何かの機会に!
↑国語力の問題もあるかもデス↑


*アオリイカの事だけじゃ・・っと思ったので、包丁の事を書きました!


アオリイカ


2月15日(日曜)特集を更新せねば!と思いながら。。。。

釣りに行ってしまいました。。。 ちょっと時期が早いんですが、釣れました。

アオリイカ1.6kg

1.6kgのアオリイカです。。 エギで釣れたので嬉しいデス。

今夜、前々から研ぎ込んでいた330mm銀三鋼蛸引と疾風で調理してみようと!
上田師範にアオリイカの捌き方と食べて美味しい部分を教わったので楽しみ。。

特集の記事は出来ているので、今夜に更新します。

210mm舟行疾風ライト

今日の逸品「210mm舟行疾風Light」
疾風舟行
1本限定で、疾風の舟行包丁を仕立ててみました。
厚口ですので、舟行出刃と言いたい所ですが、舟行身卸と言う表現が合ってるかも!
詳細は画像をクリックで!! 

スカイプ

突然ですが、スカイプ 始めました!

アカウント持ってる方は、宜しくデス。

ID 「Suisin-Club」  ←会社用
まだ、ヘッドセットとか無いので、何も話せませんが、、明日には使えるように・・・。

ちなみに、使い方解ってません(^^; 

でも、何か面白い事が出来そうだと思っています。

NaHCO3


2月11日の天気予報は、昼から雨で大荒れになる!
そう言っていたのに、、、天気悪くなりませんでした。。。

絶対に釣りに行ってやると意気込んでいましたが、、荒れるなら・・・。
っと断念した僕には、辛い休みでした。
かなり良く寝て休息が取れたので良かったです。 年末から溜まった寝不足を
一気に取り戻した感じです(^^)b


折角の休みだし、久しぶりに上田屋さんへ行ってみよう!!
聞きたい事もあったし、、久しぶりに美味しい物を食べてみようと(^~^)b


美味しい物をタラフク食べて、、包丁談義?ですが、今回は上田屋研究所が発足です(笑)
テーマは「重曹と葱のアク」 重曹を溶かした湯40℃で葱のアクが付いた包丁を入れたら
どうなるか! ふわ~って浮いてくるかな? どうなるかな?

実験装置
包丁全部を浸けるわけではなく、アクの付いた刃先だけを溶液に浸ける装置です。

アク
これが葱をアクが付いた薄刃です。 クレンザーとかサビトールとかで取るらしいですが、
裏押部分は砥石に当てれば取れるのですが、その上に付いたアクを楽に取る実験です。


重曹と研究所所長
実験が成功すれば、包丁のアク抜きに(笑) アク取りに!! 


アク-アフター
結果、綺麗に取れました。 軽く指で撫でる感じでアクが取れていましたので、
汚れを浮かせる力があるのかも知れません。。


これによって、重曹で包丁に付いたアクや汚れが浮く事が分かりました。


さ、、サビは取れんか??

以前の重曹記事の時に会社で実験しました。
うっすら浮いたサビは、重曹を濡らしたクッキングペーパーに付けて擦れば簡単に取れました。

奥に入った錆びは、根本的に包丁浸食しているので、無理でした。
↑これはクレンザーの出番!

研いでる最中に浮くサビ、、調理中に薄くサビが浮いてしまった場合などの応急的な
使用はアリかと思いますが・・・。 一応食品添加物ですし  安全です!

タイトルのNaHCO3は重曹の化学式です。


手研本刃付


お買い上げ誠にありがとうございます!
今日は、超旧価格の柳刃と出刃の本刃付けをしました。

共に、柄が痛んでいたので交換しました。 なんと柳刃には中子に土井さんの印が!!
出刃は、実践本刃付けを施してみました。 


やっぱり古い包丁はエエです。。
しっとり砥石に絡むかと思えば、ググっと爪に掛かります。
新しい包丁も、同じ感じな時があるんですが、またちょっと違うんです。

「うっ」っと受け止めてくれる感じでサク~っと切れる感じは、エエと思います。


240mm柳刃白二鋼はもう1本ありますので、またWebShopをチェックして下さい。
写真撮ったら更新します!


重曹


事務のお姉様が、コレは良いと会社へ持ってきました。

重曹です。。 茶渋やシンクの汚れなんかも落ちるらしく、掃除にもってこいらしい。


この重曹には苦い思い出がありまして・・・・。

そうあれは高校時代、放課後の掃除時間。。 家庭科室の掃除」当番だった僕は、
小腹が空いたクラスメイトと共に、何かを食べてやろうと・・・。

見ると缶に入ったベーキングパウダーが! 缶にはケーキの写真があるので、
これは甘いんだろうと、仲間と口に入れた経験が・・・・。
要するに、それって重曹なんですよね? この他にもバニラエッセンスを・・・。

そんな甘く切ない思い出は置いといて。


この重曹は、包丁に付いたアクやくすみを綺麗に取ってくれます!

13.jpg

裏面の使い方を見ると、これをふりかけて洗うと魚焼きグリルの匂いや汚れ
まな板にも効果的だとの記載が! コンロやレンジ換気扇の油汚れにも効果あるみたい。

消臭効果もあるようで、調理関係にもナカナカ優れものだと!
しかも!食べて安全な食品添加物なので、安心でもあります。。 
単品では食べない方が良いと思います。(笑)


使える物と使えない物があるみたいなので、注意が必要です!
アルミ製の調理器具は変色するみたい。。雪平鍋?ってアルミですよね?

そんなに高い物では無いので、調理場に一個どうですか?

WebShop

top_img_title.jpg

珍しく色々と更新しました。 特価品も有ります! モニター企画もあります! 
メルマガで紹介した商品も記載しております。

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2009/02/09 1990年物追加しました。。 超安いデス・・・・。

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青二と白一


今朝は、青二鋼の庖丁を研ぎました。


昨日の白一鋼と違って、青二鋼は砥石にまとわりつく感じで研げます。。

土井さんの青二鋼。硬いなぁ~~っと思っていましたが、白一鋼を研ぐと
その感覚も変わります。 たった0.1%の炭素量差とクロムの配合!!!

ちょっとした事で、変わるんですね~ 同じ鍛冶屋さんが打った物なので
鋼材の変化をリアルに感じる事が出来ました。


僕個人的には、白鋼の切れ味が好きかも知れません。。
アウトレットにも出来ないような、白一鋼が出たら体感用として使ってみたいな~。


今日の研ぎ


今日は白一鋼の柳刃を本刃付けしました。

白疾風用の在庫ですが、特別仕様で柄付等を行いました。

kasumi-ssimo.jpg

直刃気味のハマグリ刃+糸引刃付きで、出来る事を全部してみました。
通りは良い感じですし、ミラクルエッジ風な物も付けてみました。
もちろんカスミッシモ仕様です。

さすが白一鋼、エエですわ~ 掛かりが尋常じゃない感じです。
使ってみたいです・・・。。

shiro-hayate-e.jpg

この庖丁に柄を付けるのですが、、これもまた選別に時間を掛けます。
1本1本少しずつ太さやバランスが違うので、あ~でも無い、こ~でも無いと・・・。
そんな中から1本を選んで組み立てました。
写真にはありませんが、この横に柄が入った箱が2個あります。。。

そんだけ合わせても良いのが無い場合は新しく作る!
会計が怒る(;0;) なぜ、あるのに買うのだと・・・。 

良い物を作るにはこの辺りとの戦いだと信じて応戦するのですが、
今回は、素直に良い物が見つかったので良かったデス。。 



最近は、直刃に気持ちが行ってたので、今までとちょっと変わった感じで研げました。
この研ぎを、お客さんがどように感じられるかが、一番重要な部分なので、使用された
感想などと組み合わせて、自分の知識と経験になれば!!


銀三-INOX-440


今日の研ぎは、北海道から送られてきた魚屋さん?漁師さん?の庖丁達です。

terada090203.jpg

銀三鋼出刃2丁! マキリ2丁! INOX柳刃1丁

出刃は前回の研ぎで、パワー仕様に仕上げたけれど細かくポロポロ欠けてました。
今回は、実践本刃付研ぎを行いました。 仮に欠けるような事になっても、軽い程度
で済むと思います。

マキリは前回、繊細仕様とパワー仕様に分けましたが、思ってた通りの結果に・・・。
繊細な方は、ダメージ有りでした。。こちらも実践本刃付で研ぎました。

INOX本焼は、直刃気味に研がれていました。
直刃にしようか!と思ったのですが、直刃に近いハマグリ刃にしました。
(いつでも直刃に出来る程度のハマグリってヤツです!)

terada-cut.jpg

で、気になるコイツです。
フードカッター用の刃で、機械についている刃です。

こうゆうのは、利便性(錆びない、欠けない、切れ味が持つ)を考えた素材で作られています。
錆びない事は無い(刃の取り付け部分は錆びている)のですが、これらの条件を満たすのは、
440Cと言う素材がベスト! この刃が440Cである保証は無いのですが、研いだ感じから
それっぽいので、、タイトルに載せました。


クロムがたっぷり配合されるので、錆びに相当強いです。
相当粘りがあるので、欠けにくいし、ちゃんと刃を付ければ切れ味は持続します。


一つだけ問題が。。。研ぎにくい(^^; 甘いんですよ・・刃が。。。。
ちゃんと刃を付けれれば良い素材なんですが、シャキっとした刃を得るのが難しい。。


試行錯誤の上、刃を付けましたが結果的には糸引刃で攻略した感じです。
これがグルグル回ってすり身を作るわけなので、強度も必要ですし、糸引がベストかと。
しかも、掛かり重視な方向なので、この刃に掛かれば食材は逃げないでスパスパカット!
される予定です。。。 これは、どうなるか楽しみでもあり不安でもあります(^^;

二枚あるんですが、一つは片刃でもう一つは両刃なんです。
この辺りは、フードカッターメーカーの意気込み?試行錯誤?が見て取れます。
色々な理由があるんでしょうね!!  機械物は良く考えて作られています。



プロフィール

TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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