人造砥石の番手
人造砥石には番手が表示されていて、その石が持つ研削力の目安になっています。
ただ、これには世界共通の番手指定があるワケでも無さそうで、その番手配分は
砥石メーカーによって異なるみたいです。
同じ#3000の砥石でも、研磨力の違いや切れ味の違いが出るのはこの辺の具合と!
#3000辺りの粒子を固める方法によって、研げ具合などが変わってきます。
(一つの庖丁を軸として砥石を変えた場合のお話です!)
砥材の結束を密にするのか?粗くするのか?形成する為の硬化剤は?その割合は?
焼成砥石ならば、それは窯のドコで焼かれた物なのか? 言い出せばキリが無く
砥石屋さんが試行錯誤する楽しく難しい部分でもあるように思う。。
そもそも砥石の材料として粒度を判別出来るのは#3000ぐらいなんだそうです。
紙ヤスリなんかを見ても、#2000止まりだったり・・・。偶に#5000とかありますが。。
そこから先は、コンパウンド的な物に変わっていくんかなぁ~。。(研ぐから磨くへ?)
鋼を簡単に光らせてしまう砥石なんかは、コンパウンド系配合の石かも!
単に粒度が細かいだけで光るなら!細か~い天然砥石でも光るハズですよね。。。