研ぎ水
庖丁研ぎに使う水は蛇口から出る水道水です。
本刃付けなどの研ぎ工程で、たまに荒砥を使うと荒砥の粒子が研ぎ用の桶
に溜まって、その後の中砥、仕上げ砥を使った時に悪さをします。
ギ~っと感じて、ギャ~っと思う。。
なので、荒砥を使った後の本刃付けは、桶の水を入れ替えます。
っと言うか流水で綺麗にあらって、新しい水を桶に入れます。
あんまり気がついて無かったのですが、研ぎ中、庖丁が異様なほど錆が浮く
事がありました。 砥石か?庖丁か?? っと考えていたのですが、
「鋼は錆びるからだろ~」っと思ってました。
で、、今日も本刃付けがあったので桶の水を換えたのですが、水があまりにも
冷たかったので、ヤカンでお湯を沸かして、暖かいお湯を桶に入れてみました。
今日も白二鋼の錆びる鋼を研いだのですが、錆など一切出ない!
暖かい水で研ぐで錆びないのか?
今頃になって、思った事ですが、水道水のカルキ(塩素?)が錆を誘発してるのかも!
水を入れ替えてスグの時は、塩素が抜けてなくて反応してるのかも知れないと!
水を沸騰させると、カルキが抜けると聞いた事もあったり。。
金曜日など休み前は水を入れ替えるのですが、月曜日にその新しい水で研いだとしたら
塩素は飛んでるとと思うし。。。 ←金魚の水替えみたい(笑)
絶対では無いけど、思い当たる事がワラワラ出てきた。
今日、本刃付けしたので、明日は寒いけど水道水だけで何か研いでみて様子をみて
みようと思います。 研ぎ中の錆発生がカルキの影響だとしたら、対策できるやん!!