目詰まりと鏡面
朝から、本刃付けをしました。
ゆったりとした午前中だったので、デジカメを側に置いて研ぎました。
研いでいく途中経過をレポートするのも堂々巡りっぽいので、最後の方だけを少々。。

INOX本焼なので、切刃を仕上げ砥石で研ぐと鏡面になります。
鏡面になる砥石なんぞもあるわけですが、写真のように砥面を黒く目詰まりさせると鏡面に
なり易いです。 完全に目が詰まると傷っぽく曇るので適度に詰まらせると良し!
これは、目詰まりした状態で研ぐ=磨くになるので、たいして研げません!
もちろん掛かるような刃は付きにくい。 青とか白なら掛かる刃が付くかもですが、
目の詰まった砥石で研いでいるので、砥石本来の性能を発揮していないに等しい。
*刃の掛かりには2種類あるように思う。
「ノコギリ刃による掛かり」と「刃先が薄い事による掛かり(食い込み)」
前者が「糸引」で後者が「ベタ研ぎ」と今は思ってます。
目の詰まった砥石は、包丁から削り落とされた粒子によって砥石がコーティングされた
状態であると思うのです。 なので、本刃を付けに行く時(INOX場合の糸引)は!!

完全に目詰まりを取る! 斜めに変色してる部分があるけど、これは水が浸透したあと。。
この状態は砥石本来の粒度がむき出し状態!
刃先に粒度なりのノコギリ刃を付けてやろうじゃないかの待機状態。

これで糸引きを入れます。
砥石面に鉛筆で落書きした様な状態は研いだ跡。。

これに裏押しして、この状態に! 僕的には最終糸引きで限界の目詰まり状態。
この状態でパリっとした刃が付いてなければ、再び目詰まりを取って同じ作業を繰り返す。
今日の場合は、よ~く刃を伸ばした(薄くした)事もあったりで、1発OK!
色々な意見もあると、思うんですが糸引推奨派の僕としては、炭素鋼でも洋包丁でも
この方法で、パリっとした刃を得ています。洋包丁はちょっとテクニックが必要かもですが、
一度試してみて欲しい、最終研ぎのお話でした。
鏡面は、目詰まりした仕上げ砥石で磨こう!
本刃は、目詰まり無しの粒度むき出しの仕上げ砥石で研ごう!
ゆったりとした午前中だったので、デジカメを側に置いて研ぎました。
研いでいく途中経過をレポートするのも堂々巡りっぽいので、最後の方だけを少々。。

INOX本焼なので、切刃を仕上げ砥石で研ぐと鏡面になります。
鏡面になる砥石なんぞもあるわけですが、写真のように砥面を黒く目詰まりさせると鏡面に
なり易いです。 完全に目が詰まると傷っぽく曇るので適度に詰まらせると良し!
これは、目詰まりした状態で研ぐ=磨くになるので、たいして研げません!
もちろん掛かるような刃は付きにくい。 青とか白なら掛かる刃が付くかもですが、
目の詰まった砥石で研いでいるので、砥石本来の性能を発揮していないに等しい。
*刃の掛かりには2種類あるように思う。
「ノコギリ刃による掛かり」と「刃先が薄い事による掛かり(食い込み)」
前者が「糸引」で後者が「ベタ研ぎ」と今は思ってます。
目の詰まった砥石は、包丁から削り落とされた粒子によって砥石がコーティングされた
状態であると思うのです。 なので、本刃を付けに行く時(INOX場合の糸引)は!!

完全に目詰まりを取る! 斜めに変色してる部分があるけど、これは水が浸透したあと。。
この状態は砥石本来の粒度がむき出し状態!
刃先に粒度なりのノコギリ刃を付けてやろうじゃないかの待機状態。

これで糸引きを入れます。
砥石面に鉛筆で落書きした様な状態は研いだ跡。。

これに裏押しして、この状態に! 僕的には最終糸引きで限界の目詰まり状態。
この状態でパリっとした刃が付いてなければ、再び目詰まりを取って同じ作業を繰り返す。
今日の場合は、よ~く刃を伸ばした(薄くした)事もあったりで、1発OK!
色々な意見もあると、思うんですが糸引推奨派の僕としては、炭素鋼でも洋包丁でも
この方法で、パリっとした刃を得ています。洋包丁はちょっとテクニックが必要かもですが、
一度試してみて欲しい、最終研ぎのお話でした。
鏡面は、目詰まりした仕上げ砥石で磨こう!
本刃は、目詰まり無しの粒度むき出しの仕上げ砥石で研ごう!