研ぎまくりの数日間


ここ最近、本刃付けと刃研ぎ修理のラッシュです。

ハマグリ刃指定の包丁は、何を血迷ったかベタ研ぎしてしまったり・・・。
メッチャ切れ込みそう~ っと思ったら、ハマグリ指定だったと(泣)
もう一本、包丁を取り出して、ハマグリ本刃付けをしてみたり。
↑本日、ようやく研ぎ完了

1本だけ残っていた白疾風の剣型柳刃を本刃付けしたらアイケが出てみたり。。
↑上記包丁は、お客さんに相談の後、割引でお買い上げ頂きました。
2014-9-29-2.jpg
切っ先に向かっては良い抜けで研げてます。

2014-9-29-1.jpg
写真では見えにくいけど、、アイケ出ました(^^;

その他にも、伝承とか魁とか、、アレコレ研ぎました。


今日は、某有名店の包丁研ぎ修理を研ぎました。
他店の包丁を研ぐのは、「どんなんかなぁ~」っとワクワクするもんです。

預かった時すでに、いい感じの刃付けが施されていて特に研ぐ所も無かったのですが、
お客さんへ電話した所、「青木さんのお好きなよ~に!」っと・・・。

じゃあ好きなようにw っと言う事で、シノギ筋をバシっと立て直して、この角度から
外れないほどカッチリとシノギラインを作りました。

その後、切刃のハマグリを研ぎ抜いてアサリ刃?ホタテ刃?ぐらいに研ぎ込み直し
裏を調整、糸引き刃を付けて完了! 滑らかな方向の番手すっ飛ばしも組み込みました。

頭の中では、預かった時よりも包丁の抜けがUPしているのと、鋭い掛かりが続けばOK!

この間、約15分前後・・・。 軟鉄が超軟鉄で、ダイア#500を使えばサクサク研ぎ卸せる。
自由自在に切刃構造を研ぎだせそうな雰囲気でした。

本焼、白疾風を研いだ後だったので、より一層サクサク研げる感に包まれたかも知れませんが、
こんな風に、自由自在に刃付け出来る包丁も良いですね!あとは、どれだけ刃持ちをするか!!!

鋼材の性能で、刃持ちを得るか。(鍛冶屋の技術も含む)
研ぎ方で、刃持ちする研ぎをするか。
使い手の技術で、刃持ちさせるか。

この三点がキモかな?

中砥石の面直し



 今日は、久しぶりに30分ほど時間が出来たので、伝承剣型柳刃の掘り出し物?を
本刃付けしました。 単に本刃付けするだけでは、、、っと思ったので、中砥石の
面直し時期を意識して研ぎを進めました。

基本的には、ダイア#500でザックリ研ぎ抜き、切刃に凹凸の無い状態にします。

その後、切刃の均し目的で「WZ1000」っと言う中砥石を使って整えました。

WZ1000は、非常に良く研げる砥石ですが、減りが早く軟口の石です。
*減りが早い=次から次へと研げる面が表に出てくるので目詰まりが無く早く研げる。
 
良く減る=反るのは早い!

そこで、この砥石に関して、どれくらい研いだら、面直ししなきゃダメなのか!
を調べる事にしました。

包丁は270mm剣型柳刃で、刃先から刃元まで1箇所あたり2往復しました。
7箇所ほどに分けて切刃を研いだので、トータル14往復です。

この研ぎ回数で先から元まで研いだだけでダイアで作った平面がナチュラル
ハマグリになりそうな気配がしてきます。

たまらず、面直しをして再び、刃先から元まで通します。

これを三回繰り返した後、巣板で仕上げて終了。

それでも、仕上がりを見れば若干のナチュラルハマグリが・・・・。

2014-9-22.jpg

2014-9-22-1.jpg

それでも、この中砥石の反りと、上手く付き合えば刃先に砥石が良く届いて指先に穴を開ける
事なく、刃先キリキリまで砥石を当てる事が出来そうです。

聞こえは悪いですが、反りの坂道に刃先が当たるので・・・。
しかし、この反りの坂道が急坂になれば、丸刃の原因になると思います。

中砥石の泥も、刃先に鋭さを出すように感じてきました。
砥石から外れた微細な砥粒が刃先にバンバン当たってる気がしてます。。←妄想の範囲ですが、、、

今回は、中砥石でちょっぴり研ぎ込んだので、刃先にカエリを出しました。
刃線を整える為に糸引は加えましたが、良く切れ抜けそうです。

最も多く使われていそうな、キング#1000標準などでテストした方が意味があったかもデス!


研ぎ調子



昨日は、出荷前の最終研ぎでなんだか上手く刃が立たなかった。

結局は、しっかり切れる状態まで研ぎを加えてパリっとして仕上げたのですが、
そこまでのプロセスに時間が掛かった感じデス。。 通常の1.5倍ぐらい?
1年に数回、こうなる時がある・・・。


今日は一転して、パンパン刃が立つw 同じ事やってるんやけどなぁ~。。。
こうなると、面白くなって関係ない庖丁まで仕上げてしまったw


で!

土井刃物、三代目 逸夫氏 の庖丁を少し触りました。

やっぱり、作る人によって庖丁の性格が変わりますね~
良い意味で若い力強さを感じる鋼状態です。
ズバズバ切れそうな印象です。 若さのパワーか!

敬次郎さんのは、熟年の優しさに包まれた鋭さを持った印象。

どちらも、魅力的な庖丁です^^

逸夫氏は新しい事にチャレンジしそうだし、これから先の変化が楽しみです。


研ぎ説明

主婦が、片刃の包丁を研ぐ為の説明書を書いています。

何も知らない人に説明するのは難しい。。。っと痛感。


あれもこれも、説明したくなる僕としては簡潔に書く為に
無駄な言葉などを削除して、さっぱりな内容に仕上げていますが、
結局、よくある説明文に落ち着いてしまいますな......

あんまり詳しく書くと、複雑になるし、、
でも、簡素化された説明文じゃ、ちゃんと研げないだろうし、
片刃包丁の魅力を伝えきれないし、、

んー 困った困ったー

動画で、説明した方が楽かなぁー

よくある説明文は、ギュっと詰め込んだ必要な事だけを書いてる。
それは、それで良いのかも(^.^)
プロフィール

TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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