模様出し


ニューヨークから帰ってきた酔心鍛流です。
黒檀柄から黒檀銀線柄に交換依頼でございます。

柄の交換時に、普段磨けない柄のキワとかを磨いたります。
普通は切刃を触らないのですが、灰汁が付着して美しくなかったので
研ぐというよりも、磨きを掛けました。

#10000で艶出しして、そのまま泥を出して模様を浮かせてみました。

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i-phoneで撮影

やはり磨きだけなので下地の凹凸が若干残っているのですが、包丁が帰って来た時よりも綺麗になった。

預かった包丁を観察しましたが、持ち主の方はBタイプですね!
それでも、形状が大きく変わって無かったので、研道(本霞+)の効果はありそうです。
普通なら、鶴首になってたかも。。。っと想像しています。 ←妄想の範囲です。。

表裏から刃先は整えて、預かった時の数倍は切れるようになってます。←個人的の感想ですw

変則切れ抜けハマグリ刃


はい、、必殺技のようなタイトルですが、、、変則切れ抜けハマグリ刃です。

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出刃なので、刃を強くしたい! 出来れば欠けて欲しくない。
欠けないような刃にするなら、糸引を超えた段刃やハマグリ刃で厚みを稼ぐ方法があります。

しかし!! 出刃と言えども、滑り込むように切れ込んで欲しい・・・かもww

っと言う事で、今回はハマグリ刃を刃先に備えているにもかかわらず、切れ抜けを目指した
研ぎ修理をしました。 刃元周辺は「骨はココで!」と言わんばかりの段刃を搭載。
これは刃線を均一にする為の段刃も兼ねているので、形状維持と実益(骨対策)があります。

刃元から切っ先アール手前まではハマグリ刃強めで切っ先は少し揺るく仕上がってます。

そんなにコネコネ研いで大丈夫か??っと思われるかも知れませんが、持ち主の方は
結構研ぎが上手(試行錯誤される方)なので、メンテナンス面は心配していません。

仮に、自分の形に戻したければ、直ぐに戻せる範囲です。

シノギ筋をもっと上げれば、切れ抜けがUPしますが!!!
この角度で、思った以上の切れ抜けを求めてみました。

本当に、思った通りになるのかが心配ではあります。。。
包丁と一緒に持ち主の元で行き、切っているのを見てみたいのが本音デス。

この記事を書いていると、お客さんから出刃研ぎ修理の問い合わせ。。。
捌く量も聞いた所、ハードな感じ。 欠けて欲しくない!でも切れ抜けて欲しい!!
早速、「変則切れ抜けハマグリ刃」の引き出しが使えるかも(^^)

研ぎの流れに身をまかせ~


包丁研ぎ修理の依頼が溜まってきました!

新品の包丁には無い、持ち主の思い入れが見え隠れしてみたりします。

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どうして、こんな風に研いでいるのかな?
こんな風にしか研げないような構造なのか!!
などと包丁研ぎ診断wwしながら見ていくと面白いです。

僕が治せる範囲は修正して、受け取り後に研ぎ易いような構造作りを目指します。
だからと言って、劇的に研ぎ込むと使用感が変わってもなぁ~っと思う事も・・・。

本当は、持ち主が使っている所を見てみたいデス(^^)

メルボルンにて!


今回は現地に3ヶ月滞在された助八様と共にメルボルンへ行ってきました。

道中庖丁談義に花を咲かせ、飛行機は落ちると豪語する助八様をなだめての渡航ですw

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以前行った時には完成していなかったお店も完成しており、素敵なショールームになっていました。

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初日は、TANTOのマネージャー新海さんと、商品構成などの打ち合わせ!

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助八さんの後を引き継ぐ小嶋さんと、研ぎについてのお話

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この時に、前から思考錯誤していた、糸引刃が出来る人、出来ない人のテストを実施しました。

青木、助八さん、新海さんの3名は研ぎについて同じ方向性。
小嶋さんは、少し違った方向性だと判断したので、小嶋さんオリジナルな研ぎの方法を伝えました。
これは半信半疑だったのですが、結果が見えたので良かったww
遠目に、助八さんが聞き耳を立ててました。。。色々バレたかな(笑)


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以前堺で、庖丁を取材されたジャーナリストの方にもメルボルンで再会!
おい、、世界、、、狭くないか?


今回は、主に営業とサポートに行ったので、研ぎ関係の質問や実演は、全て助八様に丸投げ!

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僕は、庖丁を見に来たお客さんへの対応と、質問攻めにあっておりまして。。。

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グルメ雑誌の編集者さんに取材も受けましたが、庖丁に対して興味が無い人の質問とは
難しいもので、、、こちらが想像もしていない質問を投げてきます。

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こちらも負けじと、想像も出来ない返答をしてみましたww

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疾風などが、どんどん売れてしまい。。。

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非買品という事で、本焼きも並べてみました。
売り物として置いていれば、2~3本は売れたかも!!

そんな事をしていると、どこからか現れたメディア関係の人が助八様を取り囲み

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がっつり撮影されていましたww ←研ぎにくいやろうなぁ~ww
僕は、遠目にニヤニヤ見て楽しんでました!


本来の目的は、http://www.theworlds50best.com/の会場に行く事と庖丁を贈呈する事

表彰式前に、あらゆる方面の食に関する有力な方々にお会いする事が出来ました。
規模の大きさを改めて実感。。

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世界ベスト-レストラン-が、50位から順番に表彰されていきます。
日本のレストランも2件、ノミネートされていました。

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トップはEleven Madison Parkと言うNYのレストランでした!

公式WebSite http://www.elevenmadisonpark.com/

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当日の会場では、各国メディアの人がシェフ達を取材し、堺から来た庖丁屋の
入る隙も無かったので、翌日の昼間に!!

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トップレストランのシェフ二人に引き合わせてもらって!

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非売品の本焼き庖丁を贈呈!!
レストランに飾るとの事、、、使ってよww

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約50名のシェフにプレゼントした庖丁デス。
現物は、レストランとシェフの名前がマーキングされてます!


これにて、今回の出張で80%の任務完了!!!


その後は、TANTO店舗に戻り、助八様の研ぎ講習会の様子を見てたり、その風景を
撮影したり、庖丁販売を手伝いしたり、ちょっと発砲スチロールの庖丁で遊んでみたり。


助八様には悪いのですが、QTホテルの入り口で可愛い娘と写真を撮ったりww
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今回のイベントでお世話になった
PR担当:スティーブン氏とQT広報:ジェシカさんと記念撮影したりww
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少しの時間だけ、ゆっくり過ごしました。

約1週間ほど滞在しましたが、3ヶ月過ごされた助八さんの導きで、色々なレストランに連れて行って
もらったり、道案内もして頂きました。

毎晩夕食後には 助八様 新海様 青木の三名でコーヒーを飲みながら爆笑トークしてました。

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とにもかくにも、色々な方に助けられたメルボルン渡航でした。


殆どの時間、助八さんと一緒に居て深く話しましたが、あの3ヶ月を彼にお願いして
本当に良かったと確信しました。 ありがとうございます。 感謝デス(^^)


プロフィール

TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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