本焼庖丁柄の交換
本焼庖丁柄の交換や研ぎ直しのご依頼が多くなってきました。
他メーカー品の依頼も多く、柄の交換などは中子に打たれた作者名を
見るのも楽しみの一つです。
気合の入ってる鍛冶屋の作る庖丁には中子に刻印が打たれています。
特に本焼庖丁は、それぐらいに思いの入った1本なのだと思います。

表側には何も打たれていません。だいたい裏側に打たれています。

今回の庖丁には、「久次作」と打たれていました。
マチの取り方と中子の具合で、作者は特定出来るのですが、この刻印があると証明になります!
念のため、打ったと思われる鍛冶屋さんに確認した所、15年前までこの刻印を打っていたそうです。
職人「どうして、その庖丁があるんや?」「どんな状態や?」「綺麗に研ぎが入っているのか?」
など色々と聞かれました! 作者としては、気になりますね!
錆びも無く、綺麗にお使い頂いている庖丁ですと、お伝えしました。
鍛冶屋もさる事ながら、刃研ぎも良くて昔の研ぎ師さんの技が見える一本です。
よ~く観察しておきます。
神経締めグッズ
海外では神経締めが流行っているらしく、先日のNYイベントでも神経締め実演を行いました。

大量に神経締めする場合は「瞬〆」と言ってエアーコンプレッサーで神経をすっ飛ばす
方法があるようですが、調理場や釣り場で〆るとなれば、ワイヤーが使い良いです。
このワイヤー。。硬過ぎても、柔らかすぎても使いにくく、適度な柔軟性がある方が、
中骨に沿って入って行きやすいようです。
上田師範は、ピアノ線を持ち込んで来られましたが、自分で使おうと思っていた
(使う機会が無かった・・。)「漢 神経〆ワイヤー 1mm / 70cm」も持って行きました。

クルクルっと巻いて収納できます!

使い易い張りがあり、先端も尖っていてます!

実演で使ったお魚は、縞鱸(Striped BRANZINO)とヒラメです。
⇒漢 神経〆ワイヤー 1mm / 70cm
⇒漢 神経〆ワイヤー 1.5mm / 80cm
2種類有ります!
クリックすると、 http://head-tail.com 製品ページへ行きます!