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INOX本焼 VS 鮪


「明日から宮古島へマグロ釣りに行くんで!包丁研ぎお願いします!」

っというご依頼で、出刃包丁と柳刃包丁の研ぎ修理&メンテナンスを預かりました。

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届いた箱は釣り竿メーカーの zenaq印!! こちらのメーカーにはかなりお世話になってます。
青物専用ロッドを数本??持っております。。 https://www.zenaq.com/

送り状の品目に「釣り具」っとあったので。。ドキドキしながら開封!!

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当たり前ですが、、修理ご依頼の包丁が2本入っておりました。

ルアー釣りをされる方なら、皆さんご存知の「ヘッドアンドテイル」様よりのご依頼です。
https://www.facebook.com/shopheadandtail/
http://head-tail.com/

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”FaceBookから拝借!”

上記WebSiteを見て頂ければと思いますが、大きなマグロを釣って居られます。。
もちろん、持ち帰って捌いて食べるご様子も・・・。

鮪と真っ向勝負するには、少し小さい180mm出刃と270mm柳刃の研ぎ修理ですが、
出刃、柳刃共に欠けが多く出ていたので、後々の事も考えてハマグリ刃仕様で対策しました。

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砥石を反らせて行う、ナチュラルハマグリにしようかと思ったりしましたが、
ダイアで段々を沢山研ぎ出してからの、ハマグリにしました。

砥ぎ最中の写真を残せば良かったのですが、ミラーボールのような砥ぎ跡が無数に出てました。

ベタっと砥ぎ抜くのは、平面形成に時間掛かります。
平面なダイア砥石で、ハマグリを作るのは角度コントロールの調整で時間が掛かります。
どっちにしても時間が掛かりますが、コントロールしながら研ぐ方が状況を掌握して砥ぐので
気持ち的に早く砥げる。 砥いでいるのか、砥がされているのか!気分の問題ですね(^^)

砥石面に左右されず、持ち手の角度のみで砥ぎだして行く感じです。

砥ぎが80%完了したので、柄の交換を行い宮古島からマグロと共に帰って来られるのを待とうと思います!

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姫路から!Vol.2


先日姫路からご来店頂いたsimo様が、
300mm ふぐ引 白一鋼水本焼の引き取りに来られました。
究極のフグ引包丁、、写真撮り忘れたまま引き渡し・・・・。
”simoさん、お時間のある時に、写真送ってくださ~い!!”

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包丁の箱だけ写ってマス。。
いつもお菓子と飲み物でワイワイしております(^^)

今回は、もう一つのご相談で、本焼の和牛刀をご検討中との事。
使い勝手のよい、和牛刀に最適な鋼材とか、、研ぎとか、沢山お話ししました。

前回、ちょこっとだけお見せした富士本焼和牛刀=研ぎ抜き済版=を再度見て頂きまして、
simoさんの使用目的、ご要望、満足度の3拍子が揃い、オーダー頂きました。

じゃあ、柄を選びましょう!

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ってな事で、合いそうな柄を幾つかご用意。

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朴八角柄だと、刃身バランス!
黒檀八角柄だと、手元バランス!
どっちが、使い易いのか。。。水牛色は白なのか黒なのか。。。

悩みになやんで!!

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こちららの黒檀白水牛柄に決まりました!
八角形より、六角半丸が良いとの事で、この柄を加工する事に。

即日は厳しかったので、、後日お送りする事になりましたが、写真だけでも。。。。
との事で簡易撮影会開催。

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追加で195mm 本出刃 鬼手仏心 もお求め頂きました。

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最近マグロを触る事が多いそうで、捌き用に使われるとの事。
和牛刀にせよ、この本出刃にせよ、必要とされている人の元に嫁ぎます。

で、富士本焼和牛刀が本日完成致しました。
写真を撮り忘れないよう、早々に撮影しました。
今回はシンプルに撮ってみました(^^)

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黒檀柄も六角半丸柄に加工。 手に優しいです。

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あ~ 売りたく無いっという感じに仕上がりました。

写真では解りにくいですが、かなり薄く研ぎ抜けています。
滑り込むように切れ込む様子が想像できる!!

糸引刃が入っているので、強度も確保しています。
刃筋を通して切る事が出来れば、欠けや割れなどは起きないと思います。
simoさんは、その辺り心得て居られるので、大丈夫だと!!

生まれは最高に良いです!!大切に育てて下さい(^^)

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INOX本焼定期メンテナンス

山形よりINOX本焼包丁定期メンテナンスのご依頼を頂きました。

いつも砥ぎなどのメンテは酔心へ送って下さいます。
A様、いつもありがとうございます!

定期的に見せて頂いていますので、砥ぎ修理は自分が砥いだ跡を
追いかけるだけなので、素早く仕上がりますし料金もお安く出来ます!

今回は、鱈を切ったそうで出刃の刃が少し弱っていました。
作業としては刃先を整えるのと、前回研ぎ抜いた分の調整を行いました。
これで、切れ抜けと強度が保てると想像しています。

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少しだけハマグリました。刃の強度にプラスして三枚卸がやりやすくなると思う。
”余計な所を切りにくくなると言う感じでしょうか。。。”

同時に柳刃包丁も届きました。
こちらは、刃が滑り出していたので、切刃を砥いだ後でミラクルエッジ修復。

2019040901.jpg

こちらも、緩いハマグリです!
使用者の方には、これくらいの方が安定して長く使えるように思う。
実際会った事が無い(使っているのを見た事が無い)ので想像です。

包丁の状態を見ながら、お客様と会話している感じです。
電話で聞いていますが、、、細かい部分は包丁に聞いてます。

今日の昼過ぎに届いて、夕方に仕上がるスピード仕上げ!
大きく欠けたり、形状直しをするとお時間が掛かります。。。

今日出せたらカッコ良かったのですが、明日の発送デス。

京都祇園へ


何度もお店に足を運んで頂きましたお客様の包丁が完成しました!

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240mm 鎌形薄刃 白一鋼本霞+ 池田美和作

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本刃付しやすい、本霞プラス仕上げらしく新品の状態でペタ~っと砥石に当たりそうです。
透かして見れば、僅かな凹凸はありますが、均一に砥石に当たると思われます!

平も綺麗に仕上がっているのでシノギ筋がパリっと立つように想像します。

2019040403.jpg

裏の比も綺麗に出ていますので、砥石の平面を保てれば、刃線が狂う事は無いです。
薄刃庖丁のキモは、裏にあります!

素晴らしい出来の鎌形薄刃です(^^)b


この包丁に加えて追加で、出刃包丁もご注文頂きました!
25年前の若き富樫憲治氏と堺刃付の重鎮、小田幸徳氏が作り上げた逸品。

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180mm 出刃 白二鋼本霞

先日、同じ包丁を本刃付けしましたが、小田さんなりの包丁理論が研ぎ構造に組み込まれていて
必然的に、そのような研ぎが行えるようになっていました。
現行の本霞プラスと同じように、研ぎ師の思いや願いが入った包丁です。

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写真から構造を知るのは難しいですが、解る人には解るかも知れません!

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当たり前ですが、裏も綺麗に砥石に当たります。
今の包丁よりも、裏の比が浅いのも特徴です!←ちゃんと理由があります。

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マチ磨きなどは、施されていませんが快適に使用出来るように、峰も加工されています。
今見ると、普通~なんですけど、、25年前の包丁を考えると!!手間が掛かってます。

こちらの出刃包丁は、まだ少し在庫があります。
よ~く締まった、欠けにくい出刃包丁をお探しの方は、お問い合わせ下さい。
見た目、、古めかしいですが内容は抜群です!

プロフィール

TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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