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蛸 砥修理

蛸引きの砥ぎ修理をお預かりしました。

直線系(蛸とか、薄刃とか、そば切とか)は、庖丁本体の構造次第で全てが決まります!

今回は、シノギ側に曲がっていて、そのまま砥がれていたので修正からのスタートです。

霞研ぎの包丁でしたが、平や裏は比較的綺麗な構造でしたので助かりました。

この包丁について詳しく解らないですが、あまり鍛えている様子は無く、包丁自体が柔らかい物で
ダイア#325で研ぐと面白いように削れて形状作り直しが超楽ちん!

しかし、砥いでいる最中に、曲がりが出てくる・・・。
出来るだけ力を加えないように、優しく優しく砥ぎを行いました。

いつもみたいににキラキラ仕上げにしたかったのですが、なんちゅ~かこう・・・ね!
解る人には解って頂けると思うのですが、天然砥石の力を借りましたw

201901181.jpg
平にあるバフキズ?的な物は最初から!
木砥の目がある事から、お客様ご自身で鏡面中なのかな?

201901182.jpg

下地を光らせてから天然を当てると艶めく刃肌になるんですけど。。。。
曇らせやすい、柔らかい巣板にて、まったりしっとり。。。

糸引刃無しで研ぎを終えてみましたが、刃先を指で抑えたら「くてっ」となったので、
軽く糸引きを加えました。これで、少し刃持ちが良くなると思われます。。

鋭く掛かって切れる刃にしなりました!

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お疲れ様です。

自分の初めて直線的な刃線の包丁を研いだのは薄刃でした。気付いたら鎬と刃が斜めに。
えっ何が悪いん?( ; ゚Д゚)
研げば研ぐほどひどくなってドツボにはまって(涙)

酔心特集を熟読し今は少しはましになったと思います。
このblogにもコメントを書いておられた鯔次郎さんの正本の凧引きに憧れて買った凧引きも我ながら綺麗に研げたと思います。

ただ、今度は裏押しすると刃線が凸凹になるという、不可解な現象にこれまた酔心特集です。
酔心特集様々です。今でも見返すことがありますよ。



Re: タイトルなし

ゆうじさん

いつもコメントありがとうございます!

薄刃は特に難しいですよね。。
シノギと刃が斜めになるのは、ちゃんとルールを守って研いでる証です!
それを何とか研ぎ正すのがテクニックで、そのテクニックを使わなくて
済むのが本霞プラスです。

裏押しでの凹凸、解決しましたか?

酔心特集、今でもお役に立てていて嬉しいです(^^)
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TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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