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鬼手仏心&巣板


オーダーメイドでお受けした「鬼手仏心」鏡面仕上を天然砥石で本刃付けを行いました。

出刃の掛かりに最適な巣板を使用して、研ぎを行いました。

最近はキラキラ仕上げが多かったのですが、今回はしっとり仕上げです。
見た目はしっとりですが、かなり鋭い刃が出ました。

20190516-3.jpg

出刃は切っ先アールが強いので、切れ刃に研ぎ跡として段々が出来ます。
それを、綺麗に繋いで一枚にしていくのが醍醐味といいますか。。楽しみなのですが、
新しく取り出した巣板は、少しとろみが少な目で、泥の中で泳がす事が難しかったです。

20190516-1.jpg

アールが最も強い部分に段が薄っすら見てしまいました・・・。
使用に問題無いのですが、出来るなら綺麗に仕上げたいものです。
5回くらい、下地を調整したのですが、最も折り合いのついた状態で終了しました。

20190516-2.jpg

シノギ筋はいつも通り、パリっと立てました。
っと言うか、本霞プラスなので自然に出来てしまう。
ダイアモンド砥石なので、砥面の反りによるシノギ筋崩れが無い事も影響してます。

20190516-4.jpg

かなり良い刃が立つ綺麗な巣板ですが、見た目を美しくするには、もう少し柔らかい方が良さそう。

そういえば!
どうして天然砥石で良い刃が付くか知ってますか?
砥粒が細かいとか、別の話です!

それが解れば、人造砥石でも安定して良い刃が出せます!
砥ぎ上がりの美しさは天然の方が良いですが・・・。

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お疲れ様です。

これ以上さわらずにこのまま使い続けたい様な仕上がりです。
切り刃は広くないですが鋼が確り出ていて、
出刃の構造的なバランスとしては、かなりいい感じに見えます。
切り刃の中の研ぎを確りやらないとこうはいかないはず。
生まれも良かったのでしょうか?

関節の段、綺麗に並んでいますね。
職人と素人との違いはこういうところにでるんですかね。切れるようには出来るんですが、何と言うか自分の研ぎでは到底、お金は頂けそうにないです。







ゆうじさん

お疲れ様です!

そうですね、、このままの状態で使い続ける事が出来れば最高です。
しかし、灰汁などで変色もあるので、砥いで行かなければなりません・・・。
ガイドラインを立てたので、そのまま追いかけて頂ければと思っています。

切刃も良い幅で、最初から安定した使用が出来そうに想像しています。
お客様からも、喜びのメールが届きました。

包丁も良い出来だったので、こちらのペースで自由に砥げました。
癖があると、強引に構造変更??しないとダメなので・・・。


関節。。おそらく切っ先をもっと研ぎ抜けば解消出来たと思ってます。
使う事を考えると、抜き過ぎると良くないとの判断で折り合いを付けました。

刃先の掛かりと切った後の抜けと、見た目の美しさなど、色々考えてゴールすると嬉しいです。
今回も気持ち良く研ぎが出来ました!
プロフィール

TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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