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キラキラの砥ぎ

しばらく更新出来ておりませんでしたが、皆様お元気でしょうか?

コロナウィルスの関係で、休業期間中に包丁の修理や砥ぎ直し依頼を
多く頂きまして、沢山の包丁を触らせて頂きました。

その中から最近の1本 INOX本焼和包丁の出刃。
上田師範の包丁で、本霞+仕様への大改造を行いました。

裏、平、切刃をオールリセットで、新品刃付けのメニューです。
キラキラ本刃付けも追加でご依頼頂きまして、木戸仕上げなのに
切刃はキラキラに仕上げました。

いきなりの実践投入で、上田師範の包丁使いを優しくサポートする
本刃付けを行いました。

2020-9-10-1.jpg

ダイア#325 ダイア#500 鋼材限定解除#3000からの#8000北山で完了です。

細かい砥ぎ跡が残っていますが、ダイア#500の後で刃の黒幕#2000などを通せば
綺麗になったのかもデス。。 細かい傷消しに時間を掛けるのも・・・。

上田師範は喜んで持ち帰られたので、良しと致しましょう!!
問題は使った時、刃掛かり、切抜け、耐久性です。。
インプレッションを待ちます。。。

もう一本!

こちらは、新規にお買い上げ頂きました150mm出刃鬼手仏心です。
2020-9-10-2.jpg

こちらのお客様は、ご自身の使用状況や理想、願いなどを細かくお伝えして下さり、
可能な限り、具現化する事を目指して本刃付けを行いました。

切れ込み良く、鋭く、長く切れる がテーマです。

切れ込み良くは、砥ぎによる切刃構造を砥ぎ出し
薄く砥げば、切れ込みが良くなるけれど、刃が薄くなれば物理的に刃が弱くなる。
刃の通りを残しつつ、緩いハマグリで刃先の薄さを補って、糸引きで再補強!!

鋭く、砥石との相性
白二鋼なので、特に砥石の相性を選ばないのですが、活った魚のプリプリした
身を、しっかり掛けて切っていく砥石セッティング
鋼材限定解除#3000を採用しています。
キラキラ部分は、#10000で磨き込んで錆びにくくなる事を期待してみました。

長く切れるは、鍛冶屋さんの熱処理技術に頼るのみ!
こちらで出来る事は、ハマグリや糸引で長く切れる方向に導いています。

今回、包丁購入に当たり、相性の良い砥石もセットでお求め頂きました!

酔心の包丁で気持ち良く、調理をして頂ければ嬉しいです。

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TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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