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薄さの妙

薄い包丁の本刃付けと天然砥石について興味が湧いたので
陳列に置いていた"270mm剣型柳刃伝承"を砥いでみました!

剣型柳刃は言いつつ、、薄く造られていて剣型フグ引と言っても
良い感じのフォルムをしています。

普通にダイアで研ぎ抜いた後に、あれこれ使って天然砥石へ
20230830-1.jpg

刃先を薄くしてカエリを惜しげも無く出して!
天然砥石の性質がモロに刃先へ現れるように
糸引&裏押しをしてみました。

マルカ中山で合わせてみた所????
鋭いエッジが出ない(泣)

こんなハズは無い 天下の中山やで!!!

刃先を光に透かしてよく見ると・・・。
刃がウニウニと寄れている。

角度が甘いのかと、折角薄くした刃先へ
更なる糸引きを入れ確認。。。

まだウニウニしておる・・・。

今度は大平合砥(硬め)で糸引を入れると
コシのある、強いエッジが立って鋭さが出た。

20230830-2.jpg

それならば!っと中山に戻したら繊細で鋭い
エッジが得られて一安心。。。

薄い方が、何の抵抗も無く食材に切れ込むので
使い心地は抜群になると思うのですが、
薄い包丁をペラペラになるまで、研ぎ抜き過ぎると
今度は刃を立て辛くなってしまう。。

仮にベタ研ぎで故意に糸引を入れないならば、
ナチュラルハマグリを入れて緩い感じで研ぎ
進める方が、結果的には良いですね。

天然砥石については、久しぶりに触って癒された~
やっぱマルカ中山凄いなぁ~
って程度でしたが、薄い包丁に対して研ぎ抜き
過ぎるのは、ちょっと考え物かも知れませんね。。

水本焼とかなら、違った結果になるかなぁっと
想像しながら、水本焼の本刃付依頼を待ちますw

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TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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