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理論では説明できませぬ

先日撮影で使った疾風裏に錆が乗ってしまってたので、錆び取り+
再本刃付けをした。完全に錆びを除去し、錆びが乗りにくいように
裏側をサラサラにした。サラサラ??要するに半鏡面デス(^^)

ま、錆びなどは、静々とクレンザーで磨けば取れてくれるので
夕日を浴びつつ黙々と磨きました。
(調理師さんがこのように磨いていると思うと頭下がる思いです。)

さて、本刃付けの刃先なのですが、滑る感覚で上手く切る??
ん~滑らかな切れ味が出る時は、滑る感覚になるんだ!っと思って
いた僕の脳みそを沸騰させる刃付けが出来ました。

DSC00172.jpg


滑らかな切れ味を得るには、限りなく直線に近い鋸刃を持たせて
滑らしながら切って行くのが良いと思っていた。
しかし、上田さんの一言から開眼するチャンスを得たのです。

理論では説明できぬ感じですが、滑らかな切れ味を持って噛むような
感覚。爪にしっかり食い込んで動かないのに滑らかに切れる研ぎ!
「あ~これなんか~(^~^)b」 

疾風と砥石の相性もあるかと思うけど、こんな切れ味、感覚を得る事
が出来るんだと言う事を知った。

確かに、滑らかで滑らすような切れ味も十分鋭く切れると思う。
事実、上田さんはエエ刃が付いてると言ってくれた。
(上田さんは嘘つかない!)

でも、調理戦闘態勢に入った調理師が本当に欲しいのは、もっと強く
鋭利でしなやかな切れ味を持った包丁なんだ!

おいおい、また高い砥石を薦めるんじゃねぇ~だろうなぁ(^_^メ

いやいや、そんな事は無いんです、天然など使いません!
ダイヤモンド砥石は本刃付け下地には楽ですが仕上がりに関係ありません。
新しい砥石を使った訳ではありません!ちなみに酔心でその砥石取り扱い
ありません(^^; 仕入れようかなぁ~

すでにこの感覚を知っていた調理師さん!ようやくここまで来ました。。

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TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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