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砥石の状態


蟹に奪われた。。金曜日の日々修行記事デス




砥石の使い方として、砥石の泥を使って研ぐと良い!って言われています。

これは、砥石から剥がれ落ちた砥材が、研磨を助けるからです。
石と泥の相乗効果で、効率UPです!!


これはこれで正解なのですが、一つ例外が・・・。
多分、皆さん体感出来ると思います。

人造仕上げ砥石の場合、使った状態から最終小刃合わせを行うと、
その砥石の性能が発揮出来ないように思います。


例えば仕上げ砥で、刃先だけを光らせて~ とか 切り刃全面を研いで~
とした場合、砥石本来の砥石面ではなく、包丁が研げた細かい鉄などに
よって薄くコーティングされた状態になってしまいます。
砥石が濡れていると解りにくいですが、放置して乾燥するとテカテカ光ります。


この使った状態から最終研ぎへ向かうと、包丁の掛かりが甘くなるように感じます。
砥石と包丁、本来の相性が発揮出来ない!!


お薦めは、最終小刃合わせの前に砥石面を軽く中砥の側面などで面直ししてみる事!
本当の面直し砥石でやると、ザラザラになってしまうので、薄皮を剥がすつもりで!!!

もしくは、仕上げ砥石で研ぐ時は、水道の水を砥石の上へ細く流しながら研ぐ。

これによって、砥石本来の粒度が刃先に反映されてくると思います。


このような作業をしないで良いのが天然砥石!
次々に新しい砥石面が出てくるので、いつでも新鮮フレッシュな砥面を維持出来るわけです。 
天然砥石の粒度が細かいなど色々意見もありますが、根本的にはそう言う事かも!


これらは基本的に、糸引刃派の方にお勧めの砥石状態造りでありますが、
直刃の方にも少なからず影響を与えるかと思っています。


書きたい事が一杯あるけど、今日はこのへんで!!


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TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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