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合板柄の収縮膨張

洋包丁柄には積層合板がよく使われていて、酔心のINOX、日本鋼も
合板柄を使用している。 確か木材料は水目桜だったと・・・。

現在は、抗菌仕様の洋包丁柄などが多くなってきてポリだったり一体型
だったりして、多種多様になってきた。

酔心でも一部抗菌ポリな柄を取り扱っているが、、90%は合板柄!


昔の合板柄は収縮膨張が少なかったようですが、最近が積層の枚数が
減ったりして収縮率が増えてしまい、気候の変化によって収縮膨張が
気になります(><)


膨張している物はまだ手に当たる感触がソフトですが、収縮して中子
の金属部分が出ているの手が痛いんです!


これを、布バフ(回転する布)で磨いて手触り良くするようにします。
この時、色々な研磨材を付けて磨くんですが、これまた色々種類がありまして・・・。

今日は、朝から今までず~っと洋包丁の柄をまろやか~に加工してました。
いくつか研磨材を使い分け、最初は3個(3工程)で行っていた作業も試すうちに、
2工程でOKになり、最後は1工程(1個の研磨剤)で美しく仕上がるようになり
効率UPを図る事に成功しました(^^)b


本当は収縮しない材料を付ければ良いのかも知れませんが。。。
なんだか、木材のぬくもりって必要な気が・・・。


どうせやるなら!もっと違った方向へ(^~^)b
プロトタイプ製作中です(^~^)ニヤリ

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TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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