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作り手から使い手へ

今日、鍛冶屋さんとお客さんからの意見や要望について
ちょっとだけ突っ込んだ話しをしました。


鍛冶屋さんとは、硬さ、粘り、厚み、バランス、形状、鋼材 そんな事を
良く話すのですが、今回は研ぎにつながる話しを聞いてみた所・・・。


これから発表する新製品を研ぐ刃研屋さんと、今日話した鍛冶屋さんとの
意見が完全一致!  「あ~??? 何が一致したんや?」っと思う方も
居られると思いますが、使い手への思いやりによる製造過程の狙いが一致。


鍛冶屋として作業を越えた考えで、結局お客さんが使う時に「どうなの?」
って事を一番に考えた庖丁造りであります。
それは、硬さや粘りの鋼本質な部分だけでは無いコトデス!


刃研屋さんの思いと鍛冶屋さんの思いが一緒になった場合、うまく連携
して行くので、より良い庖丁が生まれてくるように思います。

そもそも堺は分業で、良い物が出来る傾向にありますが、次の仕事(職人)
のコトを考えたりする傾向は少なかったりします。
でも、目指す所が同じだと、同じ方向へ向かうので、良い物が出来る!


物を造り出すって、いいなぁ~~。。料理を作る料理人さん達もいいなぁ~。。
でも、そこに達するには色々あって大変だったんだろうなぁ~。。


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TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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