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感覚


今日は、千客万来でした。


刃付屋の山口さん、鍛冶屋の池田さん、そして昼過ぎに上田師範!


山口さんと池田さんは初顔合わせでもあって、濃厚な話にはなりませんでしたが、
軽い感じの刃物トークを少々。。。


白二鋼と白三鋼って刃付屋が研いでてどうなの?? とか、、鋼材と砥ぎの話。
これは、小砥石で研ぐ事よりも、砥ぎ加工時での砥ぎの事です!


池田さんの感覚では、白二鋼より白三鋼の方が滑らかなノコギリ刃が付くような
気がするとの事。。 逆を言えば、白二鋼の方がノコギリ刃の山は強い感じ。


僕の見解では、白三鋼の方がギザギザしてそうに感じる・・・。
白二鋼の方が、滑らかで長く切れそうにも思う。
ただ、白二鋼の方が若干砥ぎが難しく、白三鋼の方がパリ!っと刃が立つような。


作る人が変われば、鋼材の性質も変わってしまうので、池田さんの白三鋼は、
滑らかな切れ味が出るのかも知れません。(現在は取り扱いはありません。)


そんな話を聞くと、一流と言われる鍛冶屋さんに白三鋼を作ってもらい、本霞砥ぎ
(上砥)を入れてみたくなってしまいます。 白二鋼より良かったらど~しよ~w
*実際別の刃物でそんな結果が出たと聞いた事があるのですが。。。ドキドキ


その辺は鋼材名に少々踊らされている感もあるかも知れません。。
ただ、試し切りや試し砥ぎが出来ない庖丁は、表記に性能を期待するしか無いような。


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TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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