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今日の研ぎ


今日は、165mm 出刃 鬼手仏心 表鏡面 を本刃付けしました。

中砥石までの本刃付け指定でしたが、巣板まで当ててみました。
巣板が天然で言う中砥なのか? 青砥は中砥と言う認識ですw
微妙な所ですが、仕上げと言うと合砥かな?っと想像してしまいます。

2015-4-23.jpg

今回は、ダイア#500で凹凸を研ぎ取った後、巣板へぶっ飛びました。
出刃にしては、研ぎ抜き気味ですが165mm出刃と言う寸法から小手先の効く使い心地を重視してみました。
富樫作なので耐久性は抜群ですが、目に見えない程度のハマグリは、構築されています!

柄付け後に最終刃付けと裏押しをして完成です。

良く聞かれるのですが、庖丁が虹色なのは錆び止めビニールを塗っている為です。
出荷前には、全部拭き取って油拭きします!

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No title

合わせ砥石は仕上げ砥石と同じ意味ですね。
巣板は採掘される層の特徴で、カラスとか戸前と同じで粗さを表す言葉じゃないです。合わせ砥の中の種類。巣板で中砥って聞いたことありません。
青砥はみんな泥岩のはずです。中砥ってことになってて、青砥の仕上砥っていうのも聞いたことありませんが、人造砥石だと2000番~4000番ぐらいだと思うので、質のいいのを包丁に使うなら仕上砥だといっても差し支えないと思います。

Re: No title

BROさん
返信が遅くなってすみません。。
そうですね! 個人的な研ぎ味と研削感から巣板は中砥石よりの仕上げかな~っと思っていました。
僕が所有している巣板が、たまたまそんな性質なのかも知れません!

No title

こんにちわ。

愚答でございました(^^;
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TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

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