実験その弐


週末を超えて、さらに実験です。

2016-2-22-2.jpg

先日研いだ、多層鋼の庖丁。 刃先側に刃肉が残っている感じがする・・。

2016-2-22-2-1.jpg

透かすと、こんな感じ。。 も少し研ぎ進めれば良くなりそうですが、ここからは砥石に当たる
面積が増えるので、心が折れそうになります(笑) 多層鋼なりの研ぎ抵抗があるような・・・。
この状態で、砥石への貼付きが出て研ぎにくかった。

この庖丁は、置いといて。。。

2016-2-22-1.jpg

土井逸夫作の白三鋼柳刃を、切刃をエグル気持ちで研ぎ進めてみました。
柳刃の方が、切刃幅が狭いので、研ぎ易い。。 刃先にまだノリシロがありますが、所々カエリが
ポロポロ出てきそうな所でSTOP!

2016-2-22-1-1.jpg

透かすとこんな感じ。 切っ先アール付近は、ややハマグリ風になってしまう。
アール付近を研ぎ抜こうとすれば、刃先のアールが砥石に喰われて形が変わりそうになる。
これを乗り越えるには出刃のように点の研ぎをするしか無いか・・・。

この庖丁も、ここで置いといてw

2016-2-22-3.jpg

舟行椛180mmが有ったので、アールを意識して研いでみた。
出刃で研げば良かったのですが、早く結果が欲しくて薄手のアールが強い庖丁をチョイス!!

2016-2-22-3-1.jpg

僅かに思っているような、抜ける感じが出てきた。 


既に、使用中で丸刃(段刃)になっている庖丁を、このように研ぎ抜くのは大変です。
それを、一気にスバっと研ぎ抜ける方法は、色々考えたけどありません。

ダイア砥石を使用し、その研磨力と面直しを極力しなくて良い状態で、研ぎ進めるのが
最良か・・・もしくは、刃研屋で機械にて、スバーっと研いでもらうかのいずれかです。

新品の庖丁を買った場合、最初の本刃付けである程度基礎を作っておくと維持し易いかも。
それでも、細かく欠けたりして、それを直す為に研ぎ込んで丸刃に・・・。っと言う事は良くある。
(しっかり研ぎ抜いた庖丁ほど、欠け易いかも知れない。強度は丸刃の方が絶対ある!)



ここからは自己責任で!

切刃の中を研ぎ抜くには、まず平面にした砥石を用意します。

砥石と庖丁が45°で研ぐのが基本ですが、これを出来るだけ直角気味を
意識して研ぐを、シノギ側が良く研げ抜けます。

この方法で角度を維持出来るのであれば、刃先もスバっと研ぎ抜く事が出来ます。

砥石と平行に研ぐと、丸刃になります。←多分、人間の骨格的な関係かと想像しています。

砥石と60°ぐらいで研ぐと研ぎ易いですが、刃先が丸く成りやすいように感じています。

注:砥石と直角(0°) 砥石と平行(90°)と言う解釈です。

大きい括りで、角度の話しをしています。 庖丁の研ぐ場所(先か元か)種類によって、
角度を変える事で、綺麗に機能的に研ぎ上げる事もあります。

色々と探ってみて下さい。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
現在の閲覧者数:
Twitter
tatsumo_wattsをフォローしましょう
日本語→英語自動翻訳【星条旗】
English English得袋.com
ブログ内検索
リンク
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR