剣型柳刃 荒砥まで


先日の出刃青二鋼疾風をオーダーされたお客様が、包丁を引き取りに来られました。

その時、陳列ケースに佇んでいた270mm剣型柳刃酔心疾風敬次郎作をお買い上げ頂きました。
アイケのアウトレット品ですが、派手なアイケでは無く、、、言われなければ解らない程度の物です。

敬次郎氏の疾風は、軟鉄も硬くて形状記憶的な?槌目も少し浮いていましたので、
荒砥石までの研ぎをさせて頂きました。 ←僕が研ぎたかったので研がせて頂きました(^^)

2017-3-28-1.jpg

ダイアで研ぎ込んだ後、少しだけ化粧研ぎ(笑)

2017-3-28-2.jpg

長らく放置されていたにも関わらず、裏もキッチリ当たります。
生まれの良さを感じます。

2017-3-28-3.jpg

刃元では折り合いを付けましたが、切っ先がスコっと研ぎ抜きました。
これから、中砥石を当てたり、仕上げ砥石に進む事も考えて少し控え目な感じ。。

研ぎ目の角度が、少し変わっているのがキモですね^^
テーパーのある包丁では、時々必要になるテクニックです!
下地で、これを研ぎ出しておけば、後は大丈夫だと思うのです。 

仕上げまで、ゆっくり研ぎ育てて頂ければ嬉しいです!

コメントの投稿

非公開コメント

お疲れ様です。
過去記事。さっそくコメントしたくなる包丁。
自分的にゎこれ。切り付け包丁と呼んでます。

このblog。深掘りするとヤバそうなんで ここらにしときます。
これ。研ぎが ある意味難しいですよね?
柳 菖蒲と同等に研ぐと駄目。
かと言い 蛸引きと同じか?と言うとそれも違う。切っ先を活かさなければなりませんものね。達哉サンゎ包丁のリフォームもされてるそうですが さすがの仕上げですね!!
霞ゎ物によりますが本焼きや全鋼より好きです。
アイケとのこと。それも合わせなら折れる事もないでしょうし。
俺の親方の全鋼。アイケで2度ほど真っ二つに
Σ(ロ゚ ノ)ノ
衝撃映像でしたよ!!(笑)

Re: タイトルなし

鯔次郎さん

コメントありがとうございます。

包丁の呼び方は包丁業界でも様々です。
鍛冶屋と刃研屋で呼び方が違ったりするから大変ですw

この包丁に限っては、難しい感じでした。
ブログに登場する本霞プラスの研ぎをしてあれば素直に研げます!

素直に研げる=角度変化を付けなくても大丈夫って事です。

包丁は先に研いだ人(この場合は刃研ぎ職人さん)の後を追いかける
事になりがちなので、その人の癖を見つけるのが重要です。
自分好みに持ち込むのが大変ですね(^^;

小さなアイケは、使用に問題ありません。

親方さんの全鋼。。。刃割れだったのかも知れませんね。。
古い包丁ほど、事後硬化で硬くなって割れたりする事があるようです。
良い意味では熟成して鋭さが増すんですが、ある所を超えると折れますね。。

怪我が無ければ良かったのですが。。。

プロフィール

TATSUYA AOKI

Author:TATSUYA AOKI
大阪堺の包丁屋で働き、試行錯誤を繰り返す男です。

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
現在の閲覧者数:
Twitter
tatsumo_wattsをフォローしましょう
日本語→英語自動翻訳【星条旗】
English English得袋.com
ブログ内検索
リンク
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR